転職面接で受かるための自己PRのポイントを例文を含めて解説

転職活動を成功させるためのポイントは多々ありますが、自己PRは自分自身を伝える大切なものであると共に、転職活動の成否を左右するものです。

しかし、いざ急に自己PRをと言われても、何をPRすれば良いのか分からない人も多いのではないでしょうか。むしろ自己PRに迷い、なかなか転職活動を進められない人もいます。

そこで、転職活動の際、どのような自己PRが良いのか、実用例からポイントまで様々な点から解説させていただきます。

受かるための転職時の自己PR項目

自己PRとは自分自身を売り込むことです。具体的に、自分自身を売り込める経歴や項目は主に下記の3つが挙げられます。

前職で培った技術的スキル

前職で培った技術的なスキルはアピールポイントです。

どのような仕事であれ、覚えるべき点は多々あります。毎日当たり前のようにこなしていることは、簡単なのでアピールポイントになるものではないと考える人もいるのですが、どのような経験であれ、仕事を通して得た技術的なスキルはアピールポイントになるものです。

面接ではもちろんですが、履歴書や職務経歴書でも、それまで培ってきたスキルは、些細なことではあってもしっかりとアピールしておきましょう。

前職でのマネジメント経験

マネジメント経験は大きな武器になりますので、自己PRでもしっかりとアピールしましょう。

どのような職場であれ、動かされる側ではなく、動かし・管理する側の人間は重宝します。例え小さな規模のマネジメントではあっても、未経験者にはない強みとなります。基本的に転職は即戦力を求めています。そのため、使われる側としてだけではなく、使う側としての活躍も期待されています。特にマンジメントはある程度のキャリアが求められますので、マネジメント経験がある場合、必ずアピールしておきましょう。

組織で成果を出せた数値的実績

どのようなジャンルであれ、数値で表せる実績もアピールポイントです。「頑張りました」「必死でやりました」といった主観的な感想は、嘘ではないとしても第三者としてはどのように評価すればよいのか分からない部分です。

しかし数字であれば、実績を客観的に理解してもらえます。自分自身だけではなく、組織で得た数字であったとしても関わった以上は実績になる部分です。どのように変化したのか等、より具体的な数値でアピールしましょう。

例文解説!受かるための自己PR

いざ転職活動を開始するとなり、自己PRを用意しろと言われても、どのように作成すればよいのか分からないものです。そこで、自己PRの例文をいくつか用意しましたので参考にしてください。ポイントとなるのは「実績(強み)」「なぜその企業なのか」「どのように貢献できるのか」の3点です。

自己PR例文【技術的スキル編】

私はこれまでプログラマーとして、java、PHPの言語を駆使してシステム構築・開発業務を行ってきました。これまで手掛けたアプリケーションは100を超えています。

システム構築や開発はプログラマーとしてのスキルはもちろんですが、周囲とのコミュニケーションも大切だと考えていますので、スキルも重要ではありますが、実績は強調性や向上心、組織への対応力も示せていると考えています。

この経験から、より高度なアプリケーション開発環境に進みたいと考え、アプリケーション開発に定評のある職場への転職を考えていました。自分自身のスキルアップをとの考えはもちろんですが、自分自身の力を発揮することで会社に貢献し、多くの人が楽しんでいるアプリを開発したいとの考えから、御社のアプリケーション開発業務に応募させていただきました。

これまでの経験から、協調性や順応性を持って、求められているアプリの開発に携われると自負しております。

自己PR例文【マネジメント経験編】

私は常にプロジェクトのリーダーとして、数名程度のものから、十名を超えるプロジェクトまで様々なプロジェクトのマネジメントを行ってた経験があります。

どのプロジェクトも決して同じものはありませんでした。それぞれに苦労がありましたが、メンバーの個性を尊重しつつ、スケジューリングを組み立てたり、モチベーションを上手く引き出すなど、、マネジメントにも様々な形があるのだなと勉強させられました。

この経験は、マネジメントの即戦力が必要だとする御社様の力になれるのではないかと思いました。

これまでのマネジメント経験を武器に、どのようなプロジェクトも真摯に進め、会社に貢献できればなと思っていますし、自分自身、より大きなステージでのマネジメントに携わることができる期待感もあります。自分自身の力が少しでも会社に貢献でき、かつ自分自身にとってのキャリアアップにも繋がればなと考えています。

自己PR例文【数値的実績編】

私はこれまでWEBマーケターとして様々な会社に尽力しました。

例えばとある飲食ECサイト様は、徹底した需要の絞り込みと流通コスト削減を実現することで、純利益が前年比150%を記録しました。

とあるグッズ関連ECサイトでは、単品の販売だけではなく、もう1品購入してもらえるよう積極的なプロモーション展開と、商品ラインナップの拡充、商品購入時のメニュー表示を用意したことで、売上は前年比250%アップを記録しました。

これらの経験を武器に、より大きなマーケットで自分の力を発揮し、御社に貢献したいと考えました。特に御社が扱う商品は、自分自身が将来性を感じたものです。

商品の販売を通して、会社の売り上げアップだけではなく社会貢献もできればなと考えています。また、入社した際には頑張るのは当たり前ですが、具体的な数値目標を達成できるよう、努めたいと考えています。

自己PRを伝える際のポイント

自己PRを上手く伝えるためには、いくつかポイントがあります。これらを意識して作成した自己PRは、相手の印象にも残りやすいことでしょう。

達成する際の課題を明示する

どうすれば達成できるのかを伝える際、その課題をより具体的に明示することが大切です。

例えば「売り上げアップを目指したい」との目的がある場合、ではどうするのか。「頑張ります」「必死でやります」といったものではなく、何を改善すると、目標を達成できるのかを明示しましょう。「環境を見直すことでコスト削減や人員配置の適正化を」「システムを導入することで省人化と効率化を」といった、より具体的な手法を明示しましょう。ここで明示する課題は、ビジネスマンとして持ち得ているスキルです。

会社側としても面白い案・興味深い案であれば雇ってみたいと考えますし、ありふれたものであれば、そこまでのアピールにはならないでしょう。

どう課題解決したかの打ち手を説明する

これまでのキャリアで問題点を解決したことがあるのであれば、課題解決のための具体的な手法もアピールしましょう。

この点に関してもより詳しくなぜ実現したのかをアピールしましょう。抽象的ではアピールになりません。「皆で頑張りました」ではなく、「新規需要開拓のために営業件数ではなく、営業方法を改善し、成約数で競うようにしました」など、より具体的な打ち手をアピールしましょう。

会社が魅力的だと思う打ち手であれば、雇ってみたいと考えます。守秘義務等の兼ね合いがある場合は表現方法に注意が必要ですが、できる限り「より具体的」に打ち手を説明してみましょう。すぐにでも実践できる打ち手であれば、より良い印象を与えることになります。

経験をしたことによって得たことを言語化する

これまでの経験を分かりやすく説明しましょう。

自己PRの際、どうしても自分自身をよく見せようとの思いから、難しい言葉を使いがちです。確かに難しい言葉を使うと、治世的な印象を与えることができるのですが、自己PRの時には難しい言葉よりも、相手が理解できる言葉で言語化しましょう。

経験から何を得たかは人それぞれですが、「仕事で言葉にならない物を得ることができました」では、自己PRになりません。

「仕事を通して、目的設定の重要さを理解しました」「目的達成することで、協調性やコミュニケーション力を得ることができました」など、言語化して相手に伝えましょう。同じ意味ではあっても、用いる言葉で相手の印象は大きく異なります。

転職後の仕事内容に当てはめる

転職した後、どのような形で自分の力を発揮できるのかもアピールしましょう。

「前の職場で良い経験をしました」ではなく、「前の職場で得た協調性を、御社のプロジェクトに参加した際にも発揮したい」「営業ノウハウは、特に御社が重視している新規顧客拡大に役立つはずです」など、得たスキルがどのように活かせるのかをアピールしましょう。

前職で素晴らしい経験をしたとしても、転職先で役立たなければ、転職先にとっては「魅力的なキャリア」には映りません。具体的にどのような形で得たスキルを活かしてくれるのかという、いわば未来志向の提案もまた、自己PRになりますので「転職したらどうなるのかを提案するような形で自分のスキルをアピールしてみましょう。

未経験業界への転職での自己PRのコツ

転職は自由ではありますが、未経験の異業種への転職はハードルが高くなりがちです。しかし、決して不可能ではありません。ここでもまた、自己PRが大切になりますので、未経験異業種への転職で印象に残る自己PRのポイントもお伝えしましょう。

企業が求めている人物像に当てはめる

企業としてもスキルだけではなく、人物像に関しても理想を掲げていますので、未経験異業種に転職するのであれば、少なくとも求める人物像に合致している点をアピールしましょう。

例えば企業側が「向上心のある人間を求めている」と掲げているのであれば、具体的に向上心がある点を自己PRでアピールしましょう。

前職では仕事を覚えるために家で暗記したとか、帰りの電車で必ずその日の復習をしていたといった、向上心を伝えられるエピソードを交えるなどして、自分自身が会社の求める人物像に近い点をアピールしましょう。

未経験の場合、スキルやキャリアでのアピールが難しいので、それ以外の点でアピールしなければなりません。会社の気風等を調べることで、求める人物像も把握できますので、該当するエピソード等でアピールしてみましょう。

スキルより熱意をアピールすべき

未経験の場合、残念ながらスキルや実績はアピールになりません。そのため、スキルをアピールしたとしても、残念ながら採用される可能性は低いです。

しかし、スキルがないからこそ熱意があるというスタンスは、むしろ大きなアピールポイントとなります。なぜ未経験の異業種に飛び込むのか、明確な理由と熱意を組み合わせましょう。より具体的な理由があり、かつ熱意があることをアピールできれば、未経験者ではあっても採用してみようかなと思われるかもしれません。

同業種でスキルがあれば、熱意ではなくスキルをアピールするだけでも十分ですが、スキルがない以上、スキルの代わりになるものでアピールしなければなりません。それが熱意です。

自分に合った優良企業へ転職するならエージェントを活用しよう

転職は自己PRが大切ですが、自己PRの手法を含め、様々なサポートを行ってくれるのがエージェントの存在です。エージェントを活用することで、自分自身の転職活動が、よりスムーズになるでしょう。

IPOベンチャー転職は面接対策まで実施可能

転職エージェントも多々ありますが、自己PRのサポートや面接対策に於いて高い評価を得ているのがIPOベンチャー転職です。

IPOベンチャー転職は優良ベンチャー企業のみを紹介するエージェントとして知られていますが、キャリアコンサルタントへの相談が無料など、転職先を紹介するだけではなく、転職の準備からサポートを行うエージェントです。

転職の一歩目は自分自身を知ることです。まずはIPOベンチャー転職で、自分自身のことを理解してから転職活動を行うのも良いのではないでしょうか。

もちろん準備面だけではなく、面接対策などテクニカルな部分でのサポートも期待できる頼れるエージェントです。

まとめ

転職時の自己PRについて、例文から作成時のポイント、未経験の業種に臨む際のコツなど様々な点からお伝えしました。

自己PRを上手にと思っても、日常生活の中で自己PRを行う機会などそうそうありませんので、何をアピールすればよいのか分からない人も多いことでしょう。しかし、自己PRにもコツ・ポイントがあります。それらさえ覚えておけば、決して難しいものではありません。

コツ・ポイントを理解し、上手く自己PRをまとめることで自分自身の強みをアピールし、転職活動を有利に進められますので、今回紹介した手法を踏まえ、自己PRを行ってみましょう。

久納 克宣

久納 克宣

ベンチャーキャピタル、上場企業の取締役CFOを経て、東証マザーズにて取締役管理部長としてIPOを達成。

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